古書の博物館 西尾市岩瀬文庫

お知らせ


西尾市教育委員会では、一色町佐久島に所在する掛梨遺跡の範囲・内容を確認するために確認調査を行いました。
この調査成果を紹介するため、下記のとおり現地説明会を開催します。

開催日 :令和5年11月25日(土)
開催時間:午前10時30分から正午まで
開催場所:西尾市一色町佐久島掛梨地内(下記地図参照)
その他:午前9時30分一色港発の佐久島行き渡船に乗船し、佐久島東港下船徒歩10分
    天候不順等により開催が中止となる場合は、当日の8時までに本ページにてお知らせします。
    




 岩瀬文庫創設者の岩瀬弥助(1867~1930)は、当時世の中から軽視されつつあった古典籍をあえて収集し、明治41(1908)年に私立図書館として岩瀬文庫を設立公開しました。それは、最も大切な文化資産である書物を後世に伝えることこそが、重要な文化事業であると考えたからにほかなりません。設立100周年にあたる平成20年5月6日、西尾市はこのことを記念し、また弥助の高邁な志を末永く継承するために、書物文化についてのユニークな研究や功績のあった方を5年ごとに奨励・顕彰する「岩瀬弥助記念書物文化賞」を設置しました。
 第4回目では、選考委員会で検討を重ね、次の皆様の受賞が決定しました。

◆第4回岩瀬弥助記念書物文化賞 受賞者

  • 髙田 宗平 氏(中央大学兼任講師/漢籍受容史研究)
  • 木村 八重子 氏(元金城学院大学教授・図書館長/草双紙の研究)
  • 横田 冬彦 氏(京都大学名誉教授/書物文化史研究)
  • 森 登 氏(学藝書院代表/銅・石版収集家)

<授賞式・記念講演会>
日時:令和5年10月29日(日) 午後1時30分~  第18回にしお本まつりにて
会場:西尾市岩瀬文庫 研修ホール
演題:「『日本漢籍受容史』の意図するところ」 髙田 宗平 氏
   「この道を歩むまで」 木村 八重子 氏
   「〈読者〉から見た書物文化史」 横田 冬彦 氏
   「山本亡羊と銅版師・岡田春燈斎」 森 登 氏

どなたでもご参加自由です。書物好きの皆様、ぜひご一緒にお祝いください。


にしお本まつりの詳細は下記リンクよりご覧ください。
にしお本まつりについて


わたしたちの西尾は、世界に誇る古書の宝庫である岩瀬文庫を115年間にわたって守ってきた歴史をもつ町です。岩瀬弥助が設立公開したこの文庫には、書物の公共利用を通して地域文化の発展と先人の知恵の恒久保存をめざすという崇高な志が込められています。西尾は書物と特別なかかわりを持つ“本のまち”なのです。にしお本まつりは、そんな“本のまち西尾”の誇りをもって、さまざまなボランティア団体が手作りの催しを通して本への親しみと関心を盛り上げようとする、全国でも珍しい「本のおまつり」です。

読書の秋にふさわしいおまつりにぜひお越しください。

※当日は催しのため、通常の閲覧はできませんのでご承知ください。

◆日時 令和5年10月28日(土)・29日(日)
◆会場 西尾市岩瀬文庫・西尾市立図書館
◆各催しの詳細は下記リンクをご覧ください。

第18回にしお本まつりのページはこちらから


4月1日からデジタル版を公開している『岩瀬弥助物語-岩瀬文庫を作った男』ですが、
このたび満を持して冊子版を販売します。
お手にとってじっくり読みたいという方、手元に実物を置いておきたいという方にオススメです。
市制70周年記念イベント「西尾推し偉人総選挙」で栄えある最多得票に輝いた、
岩瀬文庫の創設者「岩瀬弥助」の生涯と活躍を、ぜひご覧ください!

 販売開始)令和5年6月10日(土)から
 規  格)B6判 104ページ
 頒布価格)500円
 頒布方法)◆直接:西尾市岩瀬文庫
      ◆通販:①.氏名 ②お送り先 ③電話番号 ④書名と冊数 をFAX、メールまたは郵送にて
          岩瀬文庫まで(送料別)

※このマンガはB&G財団による「2022年度 海洋センター所在地による偉人マンガ製作と活用事業」
 の助成を受けて作成しました。
 (B&G財団「海洋センター所在自治体による偉人マンガ制作と活用事業」についてはこちら




「倚りかからず」「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」などの詩で、
今も多くのファンに愛されている茨木のり子は、少女時代を西尾で過ごした地元ゆかりの詩人です。
西尾市岩瀬文庫では、のり子の没10周年にあたる平成27年に特別展「詩人茨木のり子とふるさと西尾」
を開催したところ、展示図録が大変好評を賜り完売となっていました。
このたび、再版を望む多くの声にお応えし、バージョンアップした増補版を刊行。
関連する書籍が毎年のように出版され、最近では雑誌やテレビ番組で相次いで取り上げられるなど、
ますます注目が高まっている茨木のり子。
そんな彼女の魅力と、ふるさと西尾とのつながりをより深く感じていただける一冊です。

規  格) A4判 134頁 *初版から40頁増
増補内容) ・小学校や女学校時代の写真や作文、同窓会に寄せた詩などの新資料
      ・西尾で活動している「詩人茨木のり子の会」会報からの抜粋記事   など
頒布価格) 1,000円 *初版と同価格
頒布開始) 令和5年4月21日(金)から
頒布方法) 直接:西尾市岩瀬文庫
      通販:①氏名 ②お送り先(郵便番号をお忘れなく) ③電話番号(必須)
         ④書名と冊数 をFAX、メールまたは郵便で岩瀬文庫まで
         FAX:0563-56-2787
         メール:iwasebunko@city.nishio.lg.jp
         郵 便:〒445-0847 愛知県西尾市亀沢町480