岩瀬文庫企画展100回記念特別展(前期)
商業出版がはじまり、かつてない大量の本が生み出され、庶民の様々な文化が花開いた江戸時代。江戸の出版プロデューサー・蔦重こと蔦屋重三郎は、その立役者のひとりでした。「古典籍の博物館」である岩瀬文庫は、蔦重が出版した書物をはじめ、江戸の出版に関する書物を豊富に所蔵しています。
記念すべき100回目の展示となる本展では、岩瀬文庫の蔵書を通して、江戸時代の出版が発展していく様子を追うとともに、蔦重の活躍を紹介します。蔦重をはじめ江戸時代の人々が紡いできた出版の“物語”をご覧ください。