~『源氏物語』とその周辺~
平安時代には「源氏物語」をはじめ、今に名を残す数々の文学作品が生まれました。
ストーリーや登場人物たちの心情が、時を越えて人々に通じるものであったからこそ、永く愛され書き継がれ、今に生きる私たちもその内容を味わうことができます。
本展では、岩瀬文庫の蔵書を通して、「源氏物語」の魅力とその作者・紫式部の人物像に迫るとともに、「伊勢物語」や「枕草子」など、同時代の有名な文学作品をご紹介します。ホンモノの本に触れながら、“をかし”と“あはれ”に満ちた、雅な平安文学の世界をお楽しみください。