~岩瀬文庫資料にみる酒の歴史と文化~
「酒」は古来神事と密接に結びつき、神と人をつなぐものとして尊ばれてきました。また、人々が集まる宴の場では人と人をつなぐものとして暮らしの中に根付いています。
そして、「酒」は多くの書物の中に登場し、酒造の様子や宴での酔態が活き活きと描かれたり、神話では酒がキーアイテムとして登場したり、物語では擬人化した酒が活躍したりするなど、人々が様々なかたちで「酒」を楽しみ親しんでいた様子が見てとれます。
本展では、岩瀬文庫の蔵書を通して書物に描かれた「酒」の歴史と文化をたどり、あわせて地元・西尾の「酒」もご紹介します。