〈奈良絵本・絵巻国際会議特別展示〉絵ものがたりファンタジア
岩瀬文庫の絵巻・絵本 ~絵になったモノガタリの世界~
なつかしい御伽(おとぎ)ばなしの遠い祖先――王朝の色好みの物語から軍(いく)さ物語のヒーローの活躍、仏神の本地(ほんじ)物語や動物が主役となる擬人(ぎじん)物語まで、日本のむかしの物語は、万華鏡のように多彩。絵に描かれた豊かな幻想世界がさながら眺望できる、岩瀬文庫所蔵の絵巻と絵本の全貌を一堂に展観します。
岩瀬文庫「絵ものがたりファンタジア」プロジェクトチーム
- 会期
- 2007年8月11日(土)〜2009年10月28日(水)
- 料金
- 入場無料
- 講演&展示解説
- ①9月8日(土)「絵ものがたりのヒミツ―観音様の力」 阿部泰郎氏(名古屋大学教授)
- ②9月22日(土)「岩瀬文庫の絵本・絵巻物」 石川透氏(慶應義塾大学教授)
- 奈良絵本・絵巻国際会議2007愛知大会
- 8月25日(土)・26日(日)
- 連続講座
- 「伊勢物語を楽しもう」 田口尚之氏(愛知教育大学准教授)
- 8月18日・9月15日・10月27日・11月17日・12月15日 いずれも土 ※5回連続講座
神と仏、姫君と英雄、そして妖怪や動物たち ――物語絵のファンタジー・ワールドへ
<展示資料>
『伊勢物語』(卯-54)・『花鳥風月』(111-97)・『西行絵詞』(申-38)・『西行物語』(午-49)・『さころも』(31-6)・『住吉物語』(11-74)・『住吉物語』(111-84)・『たいのや姫物語』(111-75)・『一本菊』(111-93)・『鉢かつき』(47-38)・『ささやき竹物語』(午-35)・『ちこいま』(111-78)・『まんちう』(111-110)・『常磐の草紙』(111-91)・『義経記』(142-11)・『浄瑠璃姫物語』(126-97)・『しそり弁慶』(92-100)・『四こくおち』(111-71)・『かみ代物語』(酉-7)・『たかたち』(111-94)・『道成寺絵巻物』(辰ー46)・『酒顚童子絵詞』(申-37)・『岩竹』(111-96)・『狐草紙』(丑-3)・『付喪神記』(辰-72)・『しゃかほん地』(50-42)・『釈迦並観音縁起』(49-11)・『法明童子』(111-98)・『た賀乃本地』(68-85)・『七くさ・小男のさうし』(111-99)・『為人比丘尼物語』(140-60)・『ゑんかく』(巳-ロ36)・『小藤太物語』(辰-56)・『しほうりぶんしやう』(午-37)・『ふんしやうのそうし』(158-46)・『梅津長者物語』(午-63)