第13回にしお本まつり 文芸コンクール

にしお本まつりと「文字・活字文化の日(10/27)」にちなみ、文芸コンクールとして「本」「読書」「図書館」「岩瀬文庫」「本まつり」などをテーマにした短歌・俳句・川柳を募集しました。
市内外、県外からもたくさんの力作が寄せられ、厳正なる審査の結果、下記の通り入賞作品が決定いたしました。(敬称略)

俳句部門

応募作品 121句

最優秀賞 

子の本が孫の愛書となる夜長
家武町 水頭うた子

入選

秋灯や手ずれの辞書の愛おしさ
東海市 加藤久子
子はみんな絵本大好き秋の昼
名古屋市 重留香苗
本読みし疲れ目いやす星月夜
一色町 粕谷弘子
読み聞かせもう一回と長き夜
岡崎市 越山香代子
図書室の子に母の添ひ秋灯下
岡崎市 三浦葵水
桐一葉返却口に落とす本
上町 近藤くるみ
燈下親し生涯本を友として
下羽角町 濱嶋君江

短歌部門

応募作品 57首

最優秀賞

独り居のはや二十年寂しさと同居の心開く歳時記
東海市 加藤久子

入選

歌うように本読み聞かすママの声バスの乗客みんな聞きいる
上羽角町 乙部妙子
イギリスの探偵小説読みふける定年後とはなんと愉しき
東海市 斉藤浩美
先人の発想際立つ古文書の色紙の構図絵のごとくあり
楠村町 小島日出世
一冊目その和英には載せてなく二冊目開いて見つけた英語
一色町 鈴木一広

川柳部門

応募作品 68句

最優秀賞

本読んで心の皺を伸ばしてる
住吉町 松川はるみ

入選

週末は絵本抱えて孫を待つ
碧南市 角谷實苗
ピンチ来る生きるヒントをくれる本
東海市 斉藤浩美
老い暮らし本が私の道しるべ
住吉町 松川勝弘
読むたびに己の無知を思い知る
下町 浅井陽一郎
  • 西尾市内のほか碧南市、大府市、東海市、名古屋市、刈谷市、安城市、岡崎市、高浜市、新潟県新潟市から応募がありました。
  • 選は、作品のみ(無記名)を活字に直したものをもとに、西尾文化協会文芸部が行いました。
  • 入賞作品は、地元紙、岩瀬文庫だより、にしお本まつりHP等で発表します。
  • 入賞者には、賞状と副賞として図書カードと岩瀬文庫ボランティアが手作りした作品集が贈られます。

過去の入賞作品

・2016年度の入賞作品はこちら
・2017年度の入賞作品はこちら