にしお本まつり文芸コンクール(令和3年度※終了しました)
短歌部門
応募作品 248首
最優秀賞
- 読み聞かす孫に翼が生えい出て 未知の世界へ羽ばたいてゆく
- 千葉県市川市 小田中準一
入選
- チェーホフの全集を背に夫と児が ずらり並べる鬼滅の刃
- 東京都足立区 小野史
- 短歌ってこれでいいなら私もと きっかけくれた「サラダ記念日」
- 埼玉県本庄市 白藤巳玲
- 好きなのは"足長おじさん"いつだって 夢見る頃に戻れるようで
- 佐賀県唐津市 古賀由美子
- 読み聞かす小さき声の聞こえ来る 図書館の本棚をへだてて
- 山口県光市 瀬戸内光
- 遠慮せず読みたい本を言うんだぞ 父の口癖今は娘へ
- 富山県高岡市 北山和宏
俳句部門
応募作品 330首
最優秀賞
- 存分に生かされ読書の夜長かな
- 西尾市下羽角町 濱嶋君江
入選
- 晩学の歳時記重し夜の長し
- 愛知県東海市 加藤久子
- この本は吾が道標秋夜長
- 西尾市今川町 谷川清
- 古書店の明り皓々秋灯
- 愛知県東海市 加藤久子
- 午前から本の世界へ秋の雨
- 埼玉県春日部市 中野弘樹
- 若き日に頓挫した本読む秋思
- 福岡県久留米市 武藤裕治
川柳部門
応募作品 496句
最優秀賞
- 読むと言う楽しい夢に歳はない
- 岩手県盛岡市 大畑廣起
入選
- 巣ごもりの暮しで気付く本の良さ
- 東京都世田谷区 石川昇
- 爺ちゃんの声色楽しい読み聞かせ
- 広島県広島市 黒飛義竹
- 読み終えて顔をあげれば知らぬ駅
- 兵庫県西宮市 大恵やすよ
- 図書館に夢老い人の指定席
- 東京都豊島区 梶浦公靖
- 便りみてくせ字に母をなつかしむ
- 北海道北斗市 藤原茂法
- 選は、作品のみ(無記名)を活字に直したものをもとに、西尾文化協会文芸部が行いました。
- 入賞作品は、岩瀬文庫だより、にしお本まつりHP等で発表します。
- 入賞者には、賞状と副賞として図書カードと岩瀬文庫ボランティアが手作りした作品集が贈られます。