1. 閲覧

西尾市岩瀬文庫の所蔵資料は18歳以上のかたで 、研究、学習、趣味などの目的であれば、本館2階の閲覧室で閲覧することができます(予約、紹介状は必要ありません)。閲覧室カウンターで閲覧票に資料名・函番号・員数などをご記入のうえ、提出してください。館外への貸し出しはしません。

  • 閲覧時間 午前9時~午後4時(閲覧申請は3時半まで)
    ※にしお本まつりの期間中は催しのため閲覧ができません。ご注意ください。
  • 一度に閲覧できるのは30冊までです(一点で30冊を超える資料は30冊と数えます)。
  • 多数ご覧になる必要のある方は、まずお電話にて西尾市岩瀬文庫までご相談のうえ、3日前までに閲覧票をFAXでお送りいただければ対応します。
  • 展示中の資料、保存状態がよくない資料、マイクロフィルム撮影中の資料については、閲覧できない場合があります。事前にお電話、FAX、メールなどでお問い合わせいただけば、可否をお調べします。
  • 古資料の取り扱いがはじめての方、不安のある方は職員にご相談ください。
  • 研究会、大学の実習などによる資料の団体閲覧もお受けします。事前にお電話で日時をご相談の上、3日前までに当日ご覧になる資料を閲覧票にてお送りください。
  • にしお本まつりの期間中は催しのため通常の閲覧はできませんのでご承知ください。

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※閲覧票の記入は手書きで結構です。


閲覧時のご注意


  • 閲覧の前にはかならず手を洗い、ハンカチでよく水気を拭いてください。閲覧室内に洗面台があります。
  • 筆記用具・参考資料以外の手荷物はロッカーへ。
  • 閲覧中の筆記用具は鉛筆をお使いください。ボールペン、万年筆などはインクが飛ぶ恐れがありますので、ご遠慮ください。
  • 資料は閲覧室の机の上でご覧ください。
  • 資料を傷つける恐れがありますので、腕時計、アクセサリーなどは外し、金属製のメジャーなどは使用しないでください。
  • 資料を無理に押し開いたり、開いたまま伏せたり、開いた資料の上にノートや他の資料を重ねたりすることはご遠慮ください。
  • 資料の頁や丁を繰るときは、指をつばでぬらしたり、こすったりせず、ゆっくり丁寧に繰ってください。
  • 資料に貼られた付箋をはがしたり、挟み込まれた紙片を取り出したり、移動したり等、資料の現状を変えないでください。
  • しおりが必要な際は、備え付けのものをご利用下さい。糊付き付箋紙(ポストイットなど)は使用しないでください。
  • 資料のご自身での写真撮影はできません(3.特別利用 A 写真撮影をご覧ください)。
  • パソコンを持参し、閲覧室内で使用することは差し支えありません。
  • 巻子本や大判絵図など、資料の取り扱いが不安な場合は職員にご相談ください。
  • このほか、資料を損なう恐れのある行為はご遠慮ください。
  • 飲食は1階休憩室でどうぞ。

2.マイクロ複写サービス

  1. 岩瀬文庫の資料は、原資料からの直接コピーは行なっておりません。専門業者に委託してマイクロフィルムに撮影したものをリーダープリンターで紙焼きし、1枚(見開き1丁・A4)につき50円(送料・梱包材料費別途)にてお頒けします。
  2. 資料の状況や作業のスケジュールにより、出来上がりまでの日数が異なります。マイクロフィルムが撮影済みの資料は紙焼き作業に1ヶ月程度、マイクロフィルム未撮影の資料はフィルムの撮影から行いますので、紙焼き完成まで2ヶ月前後かかります(フィルムの撮影費は西尾市で負担します)。希望資料のコマ数と混み具合によりますので、 詳細についてはお尋ねください。
  3. マイクロ複写をご希望の方は、下記担当までお問い合わせください。所蔵の有無、保存状態、マイクロフィルムの有無、複写の出来上がり予定などを確認の上、「特別複写許可申請書」をお送りします。必要事項をご記入のうえ、申請書を郵送(メール・FAX不可)してください。
  4. 紙焼き複写が完成し、発送準備ができましたら、複写料金および納入方法の通知はがきをお送りします。現金書留もしくは銀行口座振込にて納入ください。料金の領収確認後10日以内に紙焼き複写を発送します。
  • 資料の一部のみを指定した部分複写は、指定個所の誤りなどのトラブルを避けるためお受けできません。該当資料全冊の複写か、「○巻目のみ」と指定して申し込みください。ただし、閲覧室で実際に資料をご覧になり、直接職員に複写箇所を指定できる場合に限っては、部分複写をお受けします。
  • 各資料のマイクロフィルムの有無については、下記担当へお問い合わせください。または西尾市岩瀬文庫・閲覧室カウンターの「岩瀬文庫資料マイクロフィルムリスト」でご覧になれます。
  • 公費によるお支払いで、見積書・請求書・納品書などが必要な方は、その旨を申請書の備考欄にお書きください。
  • 資料の状態が悪いもの、大きさ(見開きでA3をこえるもの)によってはマイクロフィルム撮影ができない場合があります。
  • マイクロはモノクロ16㎜を使用しているため、彩色のある資料、色の薄い資料、朱書き、写真などは不鮮明になる場合があります。カラーをご希望の方、鮮明な画像をご希望の方(出版物に使用の場合)は、写真撮影をおこなってください。詳しくは3.特別利用 A 写真撮影をご覧ください。
  • 西尾市岩瀬文庫・閲覧室カウンターでも複写申請を承ります。しかし当日その場でのお渡しはできず、紙焼きは後日の郵送となりますのでご注意ください。

3. 特別利用

A 写真撮影

  1. 下記担当までお問い合わせください。申請書式をお送りします。
  2. 申請書に必要事項を記入のうえ、84円切手を貼った返信用封筒を添えて郵送でお送りください(メール・FAXでは承りません)。資料の一部のみの撮影を希望する場合は、必ずその箇所が確実に特定できる資料(他の掲載書籍などのコピーなど)を添付してください。
  3. 審査後、10日前後で撮影許可証および特別利用料の納入通知書、当文庫の指定カメラマンの連絡先をお送りします。
  4. 手元に届いたら、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納付し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当までFAXでお送りください。
  5. 許可証の内容をよくご確認のうえ、指定カメラマンに申請者ご自身で撮影の依頼をし、撮影方法、撮影箇所などを指示してください。カメラマンと当文庫で日程を調整し、撮影を行います。撮影にかかる実費は、直接カメラマンにお支払いください(特別利用料とは別に必要です)。
  6. 撮影したフィルム等は、使用後、当文庫へ納入してください。
  • 資料の保護のため、申請者ご自身での撮影はできません。
  • ただし、利用者自身による撮影でなければならない特別な理由がある場合については、事前にご相談ください。
  • 当文庫で既に撮影済みのフィルム(ポジ・ネガ)を持っているものについてはフィルムの貸出も行います。
  • 撮影費は撮影方法(フィルムの種類)やカット数、プリントサイズによって変わります。事前に料金の見積を確認したい場合はお問い合わせください。
  • 特別利用料およびその減免については、特別利用料および減免をご覧ください。

B 出版物への写真掲載

  1. 下記担当までお問い合わせください。申請書式をお送りします。
  2. 申請書に必要事項を記入のうえ、掲載する箇所・出版物の内容・写真をどのように掲載するのかが分かる資料と、84円切手を貼った返信用封筒を添えて、下記担当まで郵送してください(メール・FAXでは承りません)。使用する写真(またはマイクロ複写)を既に所持している場合は、その旨を「その他」欄に明記してください。新たに写真・フィルムの撮影が必要な場合はA 写真撮影をご覧の上、併せて申請ください。また当文庫で既に撮影済みのフィルム(ポジ・ネガ)を持っているものについてはフィルムの貸出も行います。
  3. 審査後、10日前後で撮影許可証および特別利用料の納入通知書をお送りします。
  4. 手元に届いたら、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当までFAXでお送りください。
  5. 掲載にあたっては、必ずその資料名とその資料が「西尾市岩瀬文庫所蔵」であることを明示し、掲載書籍を一部当文庫へ納入してください(抜き刷り不可)。

C 出版物への翻刻掲載 

  1. 下記担当までお問い合わせください。申請書式をお送りします。
  2. 必要事項をご記入の上、84円切手を貼った返信用封筒を添えて、下記担当まで郵送してください(メール・FAXでは承りません)。
  3. 審査後、10日前後で撮影許可証および特別利用料の納入通知書をお送りします。
  4. 手元に届いたら、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当までFAXでお送りください。
  5. 掲載にあたっては、必ずその資料名とその資料が「西尾市岩瀬文庫所蔵」であることを明示し、掲載書籍を一部当文庫へ納入してください(抜き刷り不可)。

D 写真原版の使用(貸出)

  1. 使用頻度の高い一部の資料については、当文庫でネガ・ポジフィルムを保管し、貸し出しを行っています。下記担当までお問い合わせください。貸し出し可能な場合には申請書式をお送りします。
  2. 所定の貸出願の「条件」を熟読の上、必要事項を記入し、フィルム送付用の切手(140円+簡易書留代金320円 ※封筒不要)を添えて郵送ください(メール・FAXでは承りません)。
  3. 審査後、10日前後で許可証と特別利用料の納入通知書、フィルムを発送します。
  4. 手元に届いたら、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当へFAXでお送りください。また「借用書」の半券を返送ください
  5. 許可証に示された貸出期限(1ヵ月間)は遵守してください。フィルム返却の際は簡易書留等で確実に返却ください。 貸出期限が守られない、返却フィルムに不備があった場合は、以降の申請はお受けしません。
  • 保管フィルムは数が限られるため、事前に職員へお尋ねください。
  • 出版物への写真掲載を目的とする場合は必ずB 出版物への写真掲載をご覧の上、併せて申請ください。
  • 特別利用料およびその減免については、特別利用料および減免をご覧ください。

E テレビ放映・ビデオ収録 

イ. ポジフィルム・写真・出版物などから画像を取り込む場合

  1. 下記担当までお問い合わせください。申請書式をお送りします。
  2. 申請書に、①番組名 ②番組の概要 ③放映予定日 ④責任者および担当者 ④番組内での資料の使用方法がわかる資料(番組企画書など)、84円切手を貼った返信用封筒を添えて、下記担当まで郵送ください(メール・FAXでは承りません)。出版物などに掲載されている写真を接写する場合は 、その旨を「その他」欄に明記してください。新たに写真・フィルムの撮影をして使用する場合はA 写真撮影をご覧の上、併せて申請ください。当文庫で既に撮影済みのフィルム(ポジ・ネガ)の貸し出しを希望する場合にはD 写真原版の使用(貸出)をご参照ください。
  3. 審査後、10日前後で撮影許可証および特別利用料の納入通知書をお送りします。
  4. 受け取り後、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当までFAXでお送りください。
  5. 放映にあたっては、必ずその資料名と、その資料が「西尾市岩瀬文庫所蔵」資料であることを明示し、放映後に放映番組の録画を納入してください。

ロ.原資料を直接撮影する場合

  1. 下記担当までお問い合わせください。申請書式をお送りします。
  2. 申請書に、①番組名 ②番組の主旨 ③放映予定日 ④責任者および担当者 ④番組内での資料の使用方法がわかる資料(番組企画書など)、84円切手を貼った返信用封筒を添えて、下記担当まで郵送してください。
  3. 審査後、一週間前後で撮影許可証および特別利用料の納入通知書をお送りします。
  4. 手元に届いたら、速やかに特別利用料を所定の納付場所へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書を、下記担当までFAXでお送りください。
  5. 当文庫内で学芸員の立ち会いのもと撮影を行っていただきます。撮影時は学芸員の指示を守ってください。資料に悪影響があると思われる場合は撮影を中断します。
  6. 放映にあたっては、必ずその資料名と、その資料が「西尾市岩瀬文庫所蔵」であることを明示し、放映後に放映番組の録画を納入してください。
  • 特別利用料およびその減免については、特別利用料および減免をご覧ください。
  • 資料の保存状態、撮影の日程によってはお断りすることがあります。
  • 資料を文庫外へ持ち出して撮影することはできません。

4. 特別利用料および減免

現在、西尾市岩瀬文庫の資料の保存管理、閲覧等の業務にかかわる諸経費は、すべて西尾市民の税金でまかなわれています。西尾市民以外の利用者の方々にもこの一部をご協力いただこうと、平成15年4月1日の条例改正により、岩瀬文庫資料の特別利用について、下記のとおり特別利用料を納入いただくことになりました。

区分 単位 特別利用料
写真撮影 1点1回につき 2,000円
映画撮影(テレビ撮影・ビデオ撮影を含む) 1日につき 10,000円
模写 1点1日につき 2,000円
模造
翻刻
掲載(テレビ放映を含む) 1カットにつき
写真原版の使用(貸出し)

備考)
※1点とは、1冊・1巻・1鋪などとする。
※写真撮影は、1点につき同一の状態でシャッター4回までを1回とする。
※その他については、その都度定める。
計算例)
①既に取得済みの写真を出版物に掲載する。カット数×2,000円(掲載料)
②新たに写真撮影をし、出版物に掲載(テレビ放映)する。カット数×(2,000円(撮影料)+2,000円(掲載料))
③岩瀬文庫の所持するフィルムを使用し、出版物に掲載(テレビ放映)する。カット数×(2,000円(原版使用料)+2,000円(掲載料))
④原資料をテレビカメラで撮影し、放映する。撮影日数×10,000円(撮影料)+カット数×2,000円(放映料)

納入方法

特別利用許可証をお送りする際に、利用料の納入通知書(西尾市長名義、影印入り)を同封します。到着後、速やかに所定の納付場所(西尾市役所・西尾信用金庫・三菱UFJ銀行・愛知銀行・名古屋銀行など)へ納入し、領収印が押された納入通知書兼領収書をFAXでお送りください。

減免対象

以下の場合は特別利用料が減免されます(納入の必要がありません)。職員にご相談の上、減免申請書を提出してください。
(1)西尾市又は国若しくは他の地方公共団体が行なう教育、学術若しくは文化に係る事業又はこれらの事業の普及の用途に供することを目的とするとき。
(2)私立の博物館、図書館、学校、研究所等が行なう教育又は研究等の用途に供することを目的とするとき。
(3)個人がもっぱら学術研究の用途に供することを目的とするとき(学術研究誌に掲載する場合を含む)。
(4)その他教育委員会が特別の事由があると認めるとき。

5. 申請の前に(必ずお読みください)

  • いずれの申請書も、記入事項ははっきりと記入ください。特に資料名・函番号が正確でない場合はお受けできません。不明な場合は事前に確認ください。
  • 特別利用の申請は、許可証発行まで10日ほどかかります。期限の迫った申請や事後申請はお受けしかねます。
  • 許可対象は原則として研究目的、教育普及目的のものとなります。あきらかに商業目的のもの、資料の使用の必要性や目的が明確でない申請はお断りする場合があります。
  • 商業出版(およびテレビ放映)に関する 場合は、出版社(放送局)名とその代表者名に社印(または代表者の印)を押して申請し、「その他」欄に担当者名および連絡先を明記してください。
  • 制作プロダクションが手続きを代行する場合でも、申請は出版社 (放送局)名および代表者名に社印または代表者の押印を押して行ってください。そのうえで、添付資料に①出版社の担当責任者、②制作プロの責任者、③同担当者の名前および連絡先を明記してください。※制作プロダクションの名前では申請できません。
  • 出版物掲載テレビ放映は、使用が確定した段階で申請してください。許可証発行後に「やはり使用しないことになった」はご遠慮ください(一度納入された特別利用料は返金できません)。
  • 以上の事柄、申請書や許可証に書かれた許可条件が守られない場合は、許可を取り消したり、以降の申請を受理しないことがあります。

ご不明な点は下記までお気軽におたずねください

6. 各種申込・問い合わせ先

西尾市岩瀬文庫(西尾市教育委員会文化財課文化財担当)
〒445-0847 愛知県西尾市亀沢町480
電話 0563-56-2459 FAX 0563-56-2787

メール(iwasebunko@city.nishio.lg.jp)でのお問い合わせは、回答に時間がかかります。お急ぎの場合は電話でお問い合わせください。