古書の博物館 西尾市岩瀬文庫

お知らせ


下記の期間に地下研修ホールにて資料の薬剤くん蒸を実施します。
その間、安全のため地階ならびに休憩室を閉鎖しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

期間:令和6年9月27日(金)

※9月19日(木)~26日(木)は特別整理期間のため休館です。


8月31日(土)に開催を予定しておりました発掘調査成果報告会は台風10号の接近にともない延期とさせていただくことになりました。また代替日が決まりましたら岩瀬文庫ホームページ、西尾市資料館ホームページ、西尾市公式LINE等でお知らせいたします。
 ご参加を検討されていた皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。



鯱瓦や歴代西尾城主の家紋瓦など、西尾城内の櫓などに使用されていた瓦が集合したオリジナルクリアファイルを販売中です。使いやすいA4サイズで、紙を挟み込むと瓦が浮き出る仕様になっています。お城ファン必携の西尾城グッズです。

A4 1枚 300円(税込)





中の書類を確認できます!




お求めは


西尾市岩瀬文庫の受付または休憩室、西尾市資料館で販売しています。
また通信販売も承ります。  ※郵送料を実費で申し受けます

通販をご希望のかたは、1.氏名 2.お送り先(郵便番号をお忘れなく) 3.電話番号(必須) 4.品名と個数 をFAX、メールまたはお手紙で岩瀬文庫までお送りください。
  FAX : 0563-56-2787  メール : iwasebunko@city.nishio.lg.jp  郵便 : 〒445-0847 愛知県西尾市亀沢町480
ご注文をいただいたら、ご購入のグッズと、料金・お振込先のお知らせをお送りします。
※お振込後に領収書がおいりようの方は、ご注文時にその旨ご指示ください。 


その他のオリジナルグッズはこちら。


2月11日(日)の放送に引き続き、5月26日(日)放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」紀行で、当文庫所蔵の『枕草紙』(まくらのそうし)が紹介されました。

「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく・・・」の冒頭で有名な枕草子は、今から千年以上前の長保3(1001)年ころ、高名な歌人を父に、漢文学者を叔父にもつ才女・清少納言(せいしょうなごん)によって書かれた日本最初の随筆文学です。
清少納言が書いた原本は現存しませんが、優れた文学として昔から多くの写しが作られ、読み継がれてきました。
当文庫所蔵の『枕草紙』は、公家の柳原紀光(やなぎはらもとみつ)が天明2 (1782)年に筆写し、柳原家の秘蔵とした本です。系統の確かさや、写し間違いの少なさで高い評価を得ており、日本古典文学大系や岩波文庫など、現在出版されている枕草子の底本(活字化などにあたり、よりどころとした本)になっています。

当文庫では、この『枕草紙』をはじめ、所蔵している全ての古典籍を実際にお手にとってご覧になれます。

場所:岩瀬文庫2階閲覧室
時間:午前9時~午後4時(閲覧受付は午後3時30分まで)
※予約や料金は不要です

古典籍の取り扱いが初めての方、不安のある方も職員がお手伝いしますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

※『枕草紙』は企画展「をかしくあはれな平安文学~『源氏物語』のその周辺』~」【令和6年8月24日(土)~11月17日(日)】にて展示します。
 展示期間中は閲覧室でご覧いただけませんのでご承知ください。
 企画展示の詳細については、こちらをご覧ください。