古書の博物館 西尾市岩瀬文庫

お知らせ


NHK2024年大河ドラマ「光る君へ」紀行で、当文庫所蔵の『枕草紙』(まくらのそうし)が紹介されました。
「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく・・・」の冒頭で有名な枕草子は、今から千年以上前の長保3(1001)年ころ、高名な歌人を父に、漢文学者を叔父にもつ才女・清少納言(せいしょうなごん)によって書かれた日本最初の随筆文学です。
清少納言が書いた原本は現存しませんが、優れた文学として昔から多くの写しが作られ、読み継がれてきました。
当文庫所蔵の『枕草紙』は、公家の柳原紀光(やなぎはらもとみつ)が天明2 (1782)年に筆写し、柳原家の秘蔵とした本です。系統の確かさや、写し間違いの少なさで高い評価を得ており、日本古典文学大系や岩波文庫など、現在出版されている枕草子の底本(活字化などにあたり、よりどころとした本)になっています。

当文庫では、この『枕草紙』をはじめ、所蔵している全ての古典籍を実際にお手にとってご覧になれます。

場所:岩瀬文庫2階閲覧室
時間:午前9時~午後4時(閲覧受付は午後3時30分まで)
※予約や料金は不要です

古典籍の取り扱いが初めての方、不安のある方も職員がお手伝いしますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。



西尾市教育委員会では、西尾城大手門跡の範囲・内容を確認するために確認調査を行っています。
この調査成果を紹介するため、下記のとおり現地説明会を開催します。

開催日 :令和6年2月18日(日)
開催時間:①10:00~11:00 ②11:00~12:00(①・②とも内容は同じ)
内 容 :調査担当者による調査成果の説明
     出土品の展示
調査成果:西尾城大手門の外枡形(そとますがた)の一部と三之丸堀跡が確認されました。
     三之丸の堀跡の調査は初めてで、深さが約4.5mあったことが判明しました。
開催場所:西尾市錦城町地内(下記地図参照)
その他:天候不順等により開催が中止となる場合は、当日の8時30分までに本ページにてお知らせします。
    





 令和5年10月28日(土)から開催された第18回にしお本まつりで募集された文芸コンクールの入賞作品が決定しました。多くのご応募をいただき誠にありがとうございました。
「にしお本まつり」と「文字・活字文化の日」にちなみ、「本」「読書」「図書館」「岩瀬文庫」「本まつり」などをテーマとした俳句・短歌・川柳を募集し寄せられた作品のうち、各部の最優秀作品は下記のとおりです。(敬称略)

偶然に手にした本が師となった一期一会に本もあるのだ
千葉県千葉市  小出慶愛(短歌の部)
小鳥来る移動図書館巡回日
富山県滑川市  折田祐美子(俳句の部)
ページから背を押す風が吹いてくる
福井県福井市  中川潔(川柳の部)

入選作品はこちらをご覧ください。


令和6年度の博物館実習について更新しました。
詳細はこちらをご覧ください。

受付期間:令和6年1月4日(木)~2月29日(木)

要綱を確認し、申込書を受付期間内に本人が岩瀬文庫まで直接提出ください。
事前に訪問の日時を電話で予約してください。
(予約なしの来庫は受付しません)


11月18日(土)から開催する企画展「植物への恋文 ~本蔵書から牧野富太郎の手紙まで~」に登場する美しい植物図と、岩瀬文庫の中でも人気の高いユニークなキャラクターたちがオリジナルしおりになりました。岩瀬文庫内のガチャガチャで販売します(何が出るかはお楽しみに!)
読書の秋にぴったりなしおり、皆様の読書のお供にぜひお使いください。

日 時 令和5年11月18日(土)午前10時から
場 所 岩瀬文庫1階休憩室に設置のガチャガチャ
価 格 1回200円
種 類 全5種類
    A『和蘭六百薬品図』(おらんだろっぴゃくやくひんず)
    B『本草図説』(ほんぞうずせつ)
    C『万花帖』(ばんかじょう)
    D『百鬼夜行之図』(ひゃっきやぎょうのず)
    E『人間一代戯画』(にんげんいちだいぎが)
その他 各しおりの裏面に資料の解説つき